〜 現在進行中の福知山市課題特集 〜
視覚障害者の人が障害者差別解消法に基づき福知山市長に合理的配慮を要請した理由と経過と結果


1.福知山市市長・建築住宅課に市営住宅移転要望をした日本の法律と福知山市営住宅条例の根拠。
2.障碍者差別解消法と福知山市の市営住宅条例に基づいた市営住宅移転希望の5つの理由。
3.合理的配慮の要望をしてから現在までの経過内容。
4.今回の要望に対しての市長の回答。

1.福知山市市長・建築住宅課に市営住宅移転要望をした日本の法律と福知山市営住宅条例の根拠。

「福知山市営住宅条例」には下記の記載があります。

第5条 市長は、次に掲げる事由に係る者を公募を行わず、市営住宅に入居させることができる。
(7) 現に公営住宅に入居している者(以下この号において「既存入居者」という。)の同居者の人数に増減があったこと、その他既存入居者又は同居者の世帯構成及び心身の状況からみて市長が入居者を募集しようとしている市営住宅に当該既存入居者が入居することが適切であること。

移転要望を出したAさんは、「移転理由2」にも記載があるように近い将来に家族が増える状況にあり、福知山市営住宅条例の第5条にある「同居者の人数に増減があったこと」に該当します。
また、Aさんの「移転理由1と3・4・5」の内容は「既存入居者又は同居者の世帯構成及び心身の状況からみて入居者を募集しようとしている市営住宅に当該既存入居者が入居することが適切であること。」に該当するものと思います。

また、日本の法律にある障害者差別解消法によれば、社会生活において提供されている設備やサービスなどは障害のない人には簡単に利用できる一方で、障害のある人にとっては利用が難しく、結果として障害のある人の活動を制限してしまっている場合があります。
このような、障害のある人にとっての社会的なバリアについて、個々の場面で障害のある人から「社会的なバリアを取り除いてほしい」という意思が示された場合には、その実施に伴う負担が過重でない範囲で、バリアを取り除くために必要かつ合理的な対応をするのが義務とされています。
それを「合理的配慮」と言いますが、それにはルールや慣行の柔軟な変更も含まれています。

この事から、Aさんは市長が福知山市営住宅条例の第5条の(7)や障害者差別解消法の合理的配慮に従い、今回の要望を叶えてもらえるものだと信じ、福知山市市長と住宅課に合理的配慮の要望をしました。

市長が要望に応えなかった場合は、福知山市の条例違反だけでなく障害者差別解消法で義務化されている合理的配慮の義務違反/違法行為 とをした事になります。
その時は、みなさんテレビや新聞やネットで この事件を公開し世間の人に知らせてあげて下さい。

私は私で、内閣府の担当窓口に連絡を入れ、福知山市長と建築住宅課の回答/判断について相談したり、知り合いの弁護士や以前にお世話になった毎日放送のプロデューサーや「つなぐ窓口」にも相談を入れたいと思います。

「つなぐ窓口」とは障害者差別解消法に関する困りごとがあれば、適切な自治体・各府省庁等の相談窓口と調整を行い、事案の取次が行われ、相談者へ取次先の窓口が紹介してくれます。
相談者が、取次を受けた自治体・各府省庁等の相談窓口に連絡を行うと、相談内容を踏まえた事実確認や事案解決に向けた調整を行なってくれます。
「つなぐ窓口」電話相談0120-262-701

(参考情報)

障害者差別解消法によると
・前例がないので、対応できません
合理的配慮の提供は個別の状況に応じて柔軟に検討する必要があるものであり、前例がないことは対応を断る理由にはなりません。
・もし何かあったらいけないので、対応できません
漠然としたリスクの可能性だけでは断る理由になりません。
どのようなリスクが生じ、そのリスクを低減するためにどのような対応ができるのかを具体的に検討する必要があります。
となっています。
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2.障碍者差別解消法と福知山市の市営住宅条例に基づいた市営住宅移転希望の5つの理由。

その理由をお話する前にAさんの今の状況について記載致しますので、それを前提に移転要望理由を見て下さい。

・Aさんは視覚障害者(全盲)であり、現在市営住宅で独り暮しをしている。
・年内に盲導犬ユーザとなり盲導犬と生活する予定。
・また、来年前半には結婚する予定。
・相手の方も視覚障害者であり盲導犬ユーザでもある。

〜 5つの移転理由 〜

1.生命の危険を解除したい→近所にある無音信号機は見えない障害者にとってすごく危険。
(福知山市営住宅条例 第5条 (7)の「既存入居者又は同居者の世帯構成及び心身の状況からみて入居者を募集しようとしている市営住宅に当該既存入居者が入居することが適切であること」に該当。
現在暮らしている市営住宅の周りには病院やお店など生活に必要な店はなく、何をするにも駅周辺地域まで行かなければなりません。
市営住宅から駅に向かうに当たり最初の十字路には信号機がありますが、その信号機は無音で全盲の私にとっては信号が赤か青か黄色化分かりません。
その場所は昼間でも人はほとんど歩いておらず、周りの人に信号機の色を訪ねて渡る事も出来ません。
よって、横断歩道を渡ろうとして今までに何度も車に引かれそうな危険な目にあいました。
生命の危険を避けるために今回の要望をさせて頂きました。

2.家族が1人から4人に相当する数に増えます。
(福知山市営住宅条例 第5条 (7)の「同居者の人数に増減があったこと」に該当。
現在生活している市営住宅は一人で暮らすには十分な広さであり感謝申し上げます。
そんな中、年内に福知山初の盲導犬ユーザとなり盲導犬と一緒に暮らす予定となりました。
また、来年前半には結婚を予定しています。
相手の方も視覚障害者であり、盲導犬ユーザーでもあります。
それにより、単に一人生活から二人生活になるのなら現在の部屋で問題はありませんが・・・
盲導犬は小型犬ではなく大型犬であり、一頭がおおよそ30キロ前後となります。
30キロと言えばかなり大きく、人に換算すれば小さな子供ぐらいとなります。
よって、パートナーと一緒に生活する事で二人暮らしではなく、夫婦と子供二人の4人家族暮しの感じになります。
そうなると現在の部屋では狭く、視覚障害者盲導犬ユーザが二人で暮らすにはきついと感じ、福知山でも盲導犬ユーザ夫婦が問題なく住める環境を望み、今回の移転について合理的配慮の申し出をさせて頂きました。
ご検討をよろしくお願い致します。

3.健常者とは異なり、何かあった時 上の階は見えない視覚障害者には危険度が高い。
(福知山市営住宅条例 第5条 (7)の「既存入居者又は同居者の世帯構成及び心身の状況からみて入居者を募集しようとしている市営住宅に当該既存入居者が入居することが適切であること」に該当。
見えない二人が生活するに当たり、万が一地震や家事など大きな災害が起きた時に一階に住んでいる事で脱出がより安全に出来ます。
これが上の階だとエレベーターが止まった時は会談でとなりますし、大きな地震の場合は会談も崩れたりいつもと違う形になったりし、見えない視覚障害者がいつもと異なる階段を下るのは危険です。
また、通常生活においても、停電とかエレベーターが壊れたり検査などありエレベーターが使えない場合は階段で上がる事になりますが、階が高いと現在何階にいるのか分からなくなります。
また、通常生活の中でもエレベーターを使う事で階を間違えたり部屋を間違えたりする事もあります。
よって、全盲視覚障害者にとっては健常者とは異なり、一階での生活が安心して生活出来る可能性が高いです。
今回移転希望した空いている部屋は、たまたま1階でもあり、今回の合理的配慮の申し出をさせて頂きました。
ご検討をよろしくお願い致します。

4.盲導犬ユーザになったら今のバスルームはかなりきつい。
(福知山市営住宅条例 第5条 (7)の「既存入居者又は同居者の世帯構成及び心身の状況からみて入居者を募集しようとしている市営住宅に当該既存入居者が入居することが適切であること」に該当。
現在の部屋のバスルームはかなり狭いですが、独りで入るには問題なしです。
しかし、上述のようにこれからは盲導犬と一緒に暮らす事になります。
日本には複数の盲導犬協会がありますが、どこの盲導犬協会でも盲導犬ユーザは盲導犬の世話をしなければなりません。
その一つに盲導犬を定期的に洗う事が義務付けられています。
しかし、30キロ前後もある大きな盲導犬を洗うために、ユーザーと盲導犬がバスルームの洗い場に一緒に入り作業をするに当たり、現在のバスルームでは難しく、現在よりも広いバスルームを希望しています。
今回移転希望した空いている部屋は、今のお風呂場よりも広く、今回の合理的配慮の申し出をさせて頂きました。
ご検討をよろしくお願い致します。

5.見えない視覚障害者にとって新たな地域は道も状況も分からず大変。
(福知山市営住宅条例 第5条 (7)の「既存入居者又は同居者の世帯構成及び心身の状況からみて入居者を募集しようとしている市営住宅に当該既存入居者が入居することが適切であること」に該当。
移転先が今とは全く異なる場所の市営住宅だと、生活のために周囲の状況や道など0から覚えなければなりません。
見えない視覚障害者が生活に必要な目的のお店や病院や買い物に行くのに、その道や状況を把握するのはなかなか大変です。
今 住んでいる部屋は暮して3〜4年ほどであり、やっと周りの状況や道を完璧ではありませんが、おおよそ頭に入れたつもりです。
そこに近い市営住宅なら今マでの土地勘を利用出来ますが、全く異なる場所だと また0から頭に入れなくてはなりません。
しばらくは動けない状況になります。

盲導犬がいてもそれは同じです。
盲導犬にどこどこにつれてってと言ってもつれてってはくれません。
盲導犬の扱いは、まずユーザが目的地の智頭を頭に入れ、盲導犬にここは右に、ここは左に、ここはまっすぐにと命令をして、それにそって盲導犬を動かすのです。
要するに、ユーザが道を頭に入れてないと盲導犬を動かす事は出来ないのです。
よって、移転先は近くの市営住宅がいいなと思っていたのですが、たまたま今回移転希望している近くの市営住宅に空きがあり合理的配慮の申し出をさせて頂きました。
ご検討をよろしくお願い致します。
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3.市長と住宅課に合理的配慮の要望をしてから現在までの経過内容。

・2025年8月21日
Aさん(全盲・市営住宅で暮らす・年内に盲導犬ユーザとなる)は福知山市役所の建築住宅課に行き、課長の中川さんとの話し合いを申し出たが、留守で係長の加藤さんと話をした。
話の内容は障害者差別解消法に基づき、建築住宅課に移転の合理的配慮の提供→(ルールや慣行の柔軟な変更)を要請した。
結果がダメとなっても、それで終わりではなく建設的対話を行う事を約束。

現在空いている希望移転先に誰が入るかの公式発表は11月ごろにあるとか、その前にAさんに要望結果を書面にて知らせるとなった。

現在検討中との事
次の経過があり次第記載致します。
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4.今回の要望に対しての市長の回答。

2025年8月28日 現在 まだ返事なし。
通知があり次第にここに記載致します。
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